高野 哲成
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1/27(日)、2/3(日)に、尾道市内で開催されたドローンライセンス講習『オープン・スカイ・パイロット』の模様をご紹介します!
2日間の講義で、内容も盛り沢山なのでまずは前編をご覧ください◎
まずは簡単に自己紹介から
改めまして、こんにちは!尾道自由大学スタッフの高野です。
今は、尾道市向島に暮らしながら、尾道自由大学のスタッフとして、瀬戸内DRONE WALKERの皆さんと一緒にドローンに関する講義を企画・運営させて頂いています。
昨年、先城さん、土屋さんと一緒に島を旅した「ドローン×島旅 尾道市向島編」で覚えて下さっていたら嬉しいです◎
「尾道自由大学って何?」って方も沢山いらっしゃると思いますが、学校では習わなかったような色々な事について、その道のエキスパート(または変態w)である教授達と共に、「楽しい」、「学びたい!」という想いを元に講義づくりを行なっています。入学試験も参加資格も無く、どなたでもご参加頂けます!
うーん、、、わかるようなわからないような、、、(笑)
具体的にどんなことをやっているの?と関心を持って頂いた方は、是非、ホームページもご覧下になってみて下さいm(_ _)m
ちなみに現在、尾道自由大学では、ドローンを全く触ったことがない方でもドローンのルールや操作方法を学んで頂ける『ゼロから始めるドローン空撮』や、より詳しく学んでみたい方向けの国土交通省認定のライセンスを取得することが出来る『オープン・スカイ・パイロット』、そして、瀬戸内DRONE WALKERのメンバーがリレー形式で教授を担当し、ドローンに関するよりマニアックなテーマに取り組む『瀬戸内ドローン道場』という三つの講義がラインナップされています!
今回は、その中のライセンス講習『オープン・スカイ・パイロット』をご紹介させて頂きます!
講義の模様をどうぞ!
それでは、講義の模様をお伝えします。講義1日目はまず、尾道水道に面したシェアオフィス「オノミチシェア」に集合して座学からスタートしました。
ドローンの最も基礎的な内容として、ドローンを安全に使用するための心構え、ドローンに関する法令(航空法)、事故事例という3つのポイントをお伝えしました。
操縦技術や機体に関する知識もさることながらドローンを飛ばす上で忘れてはいけないのが、社会における法律やルールやマナーですね。
事故などのニュースを見ていると「法律がよくわからないから、ドローンって難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか!?
事故予防をする上で一番難しいのは、実際に自分の身に起こるまではなかなか自分ごとに出来ないということが考えられますが、映像で伝えることで、受講生さん一人一人に「ドローンを安全に使用するための心構え」が刻まれたようにと思います。
講義の中で見た事故のニュース映像や、電波ロス、バードアタックなどの事例はとてもショッキングで、こういうことを知らずに飛ばしている人がいるとしたら怖いな〜、とも感じました。
ドローンに関する法律も、ただ暗記するのではなく、そのルールが出来た経緯や実際の必要性を知ることで、改めて、その大切さを肌で感じることが出来ますね◎
飛ばす前のチェックポイント!
「ドローンパイロットには、離陸させたドローンを安全に着陸させる義務があります。」とは岡田教授の言葉。
ドローンを安全に飛ばすためには、何よりも機体が正しく組み立てられているか、壊れていたり、劣化しているパーツは無いかの点検が何よりも重要です。
実際の機体を用いて、組み立て方や点検すべきポイントなどを学びました。見ているだけではわかりずらいポイントもその場で質問したり、実際に自分の手に取ってやってみることで、自分に落とし込めるところが講習会の良いところですね。
準備も講習の内ということで、皆さん、真剣な表情で取り組まれていました◎
それでは、飛ばしてみましょう!
自分で電源を入れ、離陸、そして、着陸。というシンプルな動作から段階を追って練習するので、ドローンが全く初めてという方でも、皆さんきちんと基本を身に付けて頂くことが出来ました◎
プロポの見方や、バッテリー残量や電波状況、風速の測り方など、周囲の状況の確認など、確認すべきポイントは無数にあります。電源の入れ方一つ取っても、安全に行うためのコツがあり、目から鱗でした。
穏やかな天気で、天候にも恵まれました。会場が海の近くということで、風の影響も心配されるため室内での講習がメインなのですが、やはり大空の下で飛ばすドローンは格別ですね笑
海をバックに砂浜にコーンを並べての講習風景は瀬戸内ならではではないでしょうか!?
この後は、室内に移動し、色々なパターンの旋回方法など、ドローンを飛ばす上での基本動作を学びました。
闇雲に飛ばすのではなく、決められた練習パターンの通りに丁寧に飛ばすことで、自分の飛ばしたいコース、更にいうと、自分が撮りたい映像を撮るために必要な技術の習得にも繋がります。
夕方までみっちりと練習し、1日目の講習は終了しました。お疲れ様でした!
後編につづく!