高野 哲成
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1/27(日)、2/3(日)に、尾道市内で開催されたドローンライセンス講習『オープン・スカイ・パイロット』2日目の模様をご紹介します!
1日目の様子は、前編でご紹介していますのでそちらも併せてご覧下さい!
2日目も最初は座学から!
「習うより慣れろ」とは言うものの、ドローンを扱う上で、やはり知識は大事です!(大事なことなので何度でも言います笑)
ドローンは新しい技術な上に活用範囲が広いため、使う人によって、撮影機材、農業用機材、測量機器、救命用具、オモチャ、、、などと、使われる場面や用途は多種多様です。
「この場所はどうだろう?」「こんな時はどうだろう?」とか色々な迷いが出てくると、それがドローンってなんと無く「わからない」「難しそう」というハードルにも繋がるかもしれませんし、「よくわからないからまあいっか」という一番危険な飛ばし方にも繋がるかもしれません。
そんな時に大事なのが、立ち返るべき基本原則=ルール、マナーですね。
1日目は主に航空法について学びましたが、2日目の今回は電波法や法律にはなっていないけど注意すべき一般的なマナーについて学びました。
教授オススメのアイテムも登場!
とはいえ、講義はただルールを勉強して黙々と覚えるだけではありません。
「オープンスカイパイロット」の講習内容は「空撮」にフォーカスされていることに加えて、岡田教授は、マイクロドローンを使った撮影方法など、常に新しい技術に触れられているので、色々なドローンに関する知識に触れることで、自分の中の先入観が音を立てて崩れていきます!?
「仕事をするのは道具」とは、言いますが、やはり道具は大事ですね。(名言をちょいちょい挟んで行くスタイル)
いよいよお待ちかねの実技へ!
午後は会場を移動し、前回の続きの実技練習を行っていきます!
前後、左右、スクエアといった基本的な動きに加えて、上下や円といった動きを加えることで、「ノーズインサークル」や「立体的な動き」などバリエーションを増やしていきます。
ドローンでの空撮は、カメラの位置や移動に制約が少ないため、撮影現場では、静止画は勿論、やはり一番の魅力は動画。良い動画を撮影するためには、構図は勿論のこと、滑らかな操作やタイミングなど、編集する人、見る人にとって「見やすく」するために色々な「こだわるべきポイント」が存在します。
上手に撮影出来るようになるための練習には終わりがありませんが、何よりも大切なのは、「効果的な練習方法」です!(僕自身もそうだったのですが、闇雲に飛ばしていてもなかなか上手くはなりません。。汗)
2日目と言うこともあり、皆さんそれぞれご自身のペースで、じっくりと練習メニューをこなしておられました◎
そして忘れてはいけないのが、この講義は普段の練習でなく、ライセンス講習ということもあり、常に岡田教授の目は鋭く光っていて、事故や衝突などを招く恐れのある操作は、見逃しません!
お楽しみのデモンストレーション!
集中して時間一杯練習をした後は、お楽しみの時間。実はこの日は1日曇り時々雨という感じの天気で屋外に出るのはやや難しいかと思ったのですが、この時間は雨も止んでいて、海に向かってお馴染みの「ドロニー」の練習や、教授による空撮デモンストレーションを楽しみました◎
筆記試験は自宅でオンライン受験
二日間に渡り、座学と実技の講習を行って来て、無事に全カリキュラムが終了です!
し、か、し、それだけでは、ライセンスを取得することは出来ません。取得には筆記試験に合格することに加えて10時間の飛行練習が必要です汗
ここからは、実力主義の孤独な戦いの始まりです。
でも、ご安心を◎
1人だけだとわからないことや、不安に感じることもあると思いますが、受講生限定のオンラインサロンを開設し、仲間同士で教えあったり、教授に直接質問が出来る体制で合格まで安心のバックアップ体制で仲間との交流は講習終了後も続きます!
余談ですが、お昼には、尾道をこよなく愛するキュレーターのオススメグルメもご案内して、親睦を図ったメンバーですので、チームワークはバッチリ!皆さん筆記試験は高得点で合格され、10時間の飛行実績もなんとかクリアされて、無事にライセンスが届いたというお知らせが頂けました!
最後に、この講義の魅力は何と言っても「仲間」の存在です!ドローンに関する日本語の情報がほとんど無かった時代、教授が情報に並んで欲しかったものでもあります。卒業後には、教授と一緒にプロの撮影現場や、学生向けの指導など、様々な活躍の場も広がっています!
ドローンを仕事に活かしてみることにご興味をお持ちの方は是非!ドローンライセンス講義『オープン・スカイ・パイロット』をチェックなさって下さい!一緒にせとうちにおけるドローンの「文化」を創っていきましょう!