国産ドローンって今どうなってる?広島県のドローンメーカーAileLinX(エールリンクス)さんに突撃してみた。

国産のドローン?なんだかあまり名前を聞かないよね…。

どうもこんにちは岡田(@kinobori_)です。突然ですが「ドローンを作っている会社は?」と聞かれると、おそらく中国のDJI社やフランスのParrot社の名前がすぐに挙がると思います。

個人用途のホビーや空撮向けの機体ではどうしても影の薄い日本企業ですが、実は産業用途のドローンは様々な場所で研究開発が行なわれています。

例えば瀬戸内エリアの事例でも、国交省・環境省の連携事業である、「ドローンによる荷物配送モデルの早期実用化に向けた検証実験」が岡山県和気町で行われました。

和気でドローンの買い物支援実験 10キロ先に配送、初飛行30分

この事業に参画しているAGLさんは大阪の会社でれっきとした国産ドローンメーカーさんです。以前イベントで潜入記事にご協力いただきました。

Made in JAPANのドローンを作っているAileLinXさん!国産ドローンの取り組みのコトをいろいろ教えてください!

そんなワケでやってきました。広島県は東部に位置する府中市。こちらに国産ドローンの研究開発を行う株式会社AileLinXさんがあります。

今回、色々と国産ドローンの取り組みについて教えてくれるのは後藤良豪さん

おかだ
今日はよろしくお願いします!いきなりですがエールリンクスさんではどのようなドローンを研究開発されているのですか?
後藤さん
弊社では産業用分野を主用途としたドローンの研究開発を行っています。産業用と言っても分野が様々ある中で、橋梁点検や災害対応分野を中心に、高い技術力を活かせる機体を作っています。
おかだ
具体的にどんな機体があるのですか?そして「高い技術」というとどんな技術が使われているのでしょうか?
後藤さん
↑写真の機体は、測量・橋梁点検システムとして株式会社デンソーさんと共同開発した「XDC-02」というマルチコプターです。この機体のプロペラに採用されているのが可変ピッチという技術です。
おかだ
あ、DENSOさんとの共同開発のニュースは見た覚えがあるような気がします!ところで可変ピッチというのはなんですか?

可変ピッチ?同軸二重反転?技術がドローンに活かされていることとは?

後藤さん
橋梁のような風の乱流が起こりやすい環境では安定性の向上が非常に重要です。この安定性を高めるために回転しているプロペラの角度を状況に応じて変えるのが「可変ピッチ」という技術であり、強風時でも安全な運用を手助けしてくれる重要な機構です。機構の無いプロペラとどう違うかを動画にしていますので参考にしてください。

おかだ
ヘリコプターのプロペラにも使われている機構ですね!これがマルチローターの機体で活躍しているということですね。
後藤さん
そうですね。他にも「同軸二重反転」というモーターの力を効率的に推力等へ変える技術も他の機体に使っています。
おかだ
なるほど。技術力ってなんとなく説明を聞いただけだと分かりにくいですね…
後藤さん
言葉だけでは伝わりにくい技術的な機構や仕組みなどは、Youtubeチャンネルにも今後動画で紹介をしていくのでこちらも参考にしてみてください。

モザイク多め。AileLinXの研究室へ案内してもらい驚愕!

ここで研究室の案内に北川社長が来てくれました。

北川社長
せっかくなので研究室にご案内しましょうか?もちろん開発中だったり、●●●からの●●でお見せできない物もあるのですが…。
岡田
マジっすか!?映ったらマズいものはモザイクかけます!

案内されたのがこちらの研究室。ここでは機体の開発が日夜進められています。

ちょうど取材のタイミングで機体の分解・組み立てがされていました。多くの創意工夫がこの研究室から生み出されています。

※写真は開発中であったり、イロイロと内緒のところもあるので部分的にモザイク処理をしています。今回特別に取材を許可していただきました。

研究室の一角にずらっと並ぶ金属の箱。

北川社長
これはいったい何でしょうか?
おかだ
デスクトップパソコンの本体…?っぽいけどそんなワケないですよね?
北川社長
答えは「バッテリー」です。一つの重量は約12kgちょっとしたアタッシュケースくらいの大きさがあります。

市販の機体を分解・研究しつつ、改造を施すこともあるそうです。そうした積み重ねと試行錯誤が大切なのかもしれませんね。

次ページは、防災などでこれから活躍する機体。最新開発機SRを特別公開!

いいね!を押して
応援をお願いします!


LINEで友達になってください

瀬戸内ドローンウォーカーではLineを使ってイベント情報などを配信しています!


Add friend