農業分野のドローンいろいろと解説~Q&A編~

農薬用ドローン Ver.3 <農薬散布用ドローンについて>
前回に引き続き、「農業分野のドローンいろいろ最終回」をお送ります。
今回も農薬散布ドローンについて疑問を解決するカタチのQ&A形式でお届けします。

Q1:農薬散布用のドローンって免許がいるのでしょ?

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 A:普通のドローンには免許は存在しません。
でも、農薬散布ドローンMG-1導入には(一社)農林水産航空協会の認定証が必要です。

Q2:農薬散布用のドローンにはどこも値段を表示していないのはなぜ?導入金額を知りたい。

 A:機種によって金額が様々ですが、約80~400万円くらい。  

 前回、「農業分野のドローンいろいろと解説~その2~」詳しく説明していますので、こちらの記事をご覧ください。

Q3:農薬散布を代行依頼した時の費用はいくらですか?

 A:全国各地で金額は様々ですので、代行散布依頼する業者にお問い合わせください。

    全国平均では、請負金額10a(アール)=2,000円です。

    広島県の平均は、請負金額10a(アール)=2,5002,700円と言われています。(農薬費用は含まれておりません)

Q4:農薬はどちらが準備するの?

 A:基本的に依頼者にご準備していただきます。

Q5:農薬散布できる農薬の見分け方はわかりますか?

 A:ドローン(無人航空機)用に使用できる農薬は、容器等ラベルの「適用病害虫」及び「使用方法」の欄に「無人     へリコプターによる散布」と表示されているものを利用することができます。

参考サイト:「産業用無人航空機用農薬」
URL http://mujin-heri.jp/index_top.html

ドローンなどの無人航空機における最新の農薬登録情報を確認したり、農薬の一覧表示や農薬の検索などを行うことができます。
また、農薬を散布したい作物と病害虫雑草名を選択することで、散布をしたい農薬を絞り込むことが可能になっています。

Q6:稲以外にも散布できるのか?

 A:もちろん、散布可能です。麦類や大豆も散布可能になっています。

3回に分けて、「農業分野のドローンいろいろと解説」をさせて頂きました。
便利で効率的な道具であるドローンではありますが、使い方を間違えると大変な事故になる恐れもあります。
ドローンに対する理解が年々高まってきていますが、その同時に法整備も急務になっています。
そのため、規制が増えてきているのは事実ですので、利用する人が安全飛行への意識を忘れないように心がける必要があります。

★空撮及び農薬散布に関するお問い合わせはこちらまで

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