岡田 秀一
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ドローンの空撮では野外での自然景観や花々を撮影するととても楽しいのですが、いざ離陸させようと思ったらなかなか「離陸に適した平らな場所」が都合よく無いケースが多々あります。
そんなワケで今回は野外でドローンを飛ばす際にに合わせて持っていたら、プロペラなどの機体破損を防げる便利アイテムを二つご紹介します。
いずれも私自身が野外での空撮で手放せないものなので、参考になれば嬉しいです。
離着陸あるある「ちょっと背の高い草をプロペラが巻き込みそう」
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写真のように野外では少し背の高い草花がしげっていて離着陸の際にプロペラに干渉してしまうケースがあります。高速で回転をするプロペラは意外と先端が薄くなっており、笹の茎が触れると欠けたり割れたり、最悪折れてしまうことも考えられます。
小さな欠け傷だと気づかないこともありますが、もしもヒビ割れが生じていて飛行中の振動で破損からドローンがバランスを崩して墜落となると目も当てられません。
離着陸あるある「海岸で空撮。やばい!砂が舞い上がりそう」「川で空撮。やばい!岩で平らな場所がない」
ドローンの人気空撮スポットはなんと言っても水辺じゃないでしょうか。鳥の目線で海を撮影できるとか、とても素敵な空撮スポットです。海岸線や波打ち際に寄せては返す波のしぶきや、水平線に沈む夕日を撮影するのもいいでしょう。清流の流れを空中から撮影するなんてとっても楽しくて綺麗な動画になるに決まっています。
そんな海や川にもドローン「離着陸あるある」は潜んでいます。
まずは海。砂浜での離着陸は高速回転するプロペラの風で砂が舞い上がり、モーターの隙間から入り込んでしまうこともあります。もちろん故障の原因や飛行中であれば最悪モーター停止から墜落…なんてことも?
そして川。特に大きな岩が露出する河原では機体を水平に保てる場所が多くありません。また小石がプロペラに接触して破損もあり得ます。いずれも事故や故障の元ですよね。
オススメは75センチのヘリポートとMavicにはランディングギアガードをつけたら予防できる!
まずはドローン用ヘリポート。ビニール製でくるっと丸めて収納もそんなに場所を取りません。私が使っているドローンヘリポートは写真のようにオレンジで使うことが多いですが、裏面は青になっています。直径は75センチでDJI Phantomシリーズでも十分使用できる大きさです。砂浜では必ずコレを使います。
最初の頃は100均のビニールシートを広げて使っていましたがシートが軽すぎて舞い上がる事態が起こり、結局は専用のヘリポートをamazonで購入しました。海の撮影には欠かせないアイテムです。
これはMavic専用になってしまいますがMavicランディングギアガード。岩場での離着陸の時に機体が斜めになることがあります。その際にプロペラやジンバルカメラが干渉して破損するのを少し高さをつけることで防いでくれます。装着すると約3センチほど足が長くなります。たった3センチでも着陸場所の選択肢が増えることは装着して実感しました。
後ろのランディングギアガードは装着するとこんな感じ。Mavicは特に後ろの接地面が低く作られているので着陸が怖かったことも度々ありました。
純正のドローン収納ケースに収めるとこんな感じ。特に取り外すこともなくそのまま収納しています。
困るよね「ドローン離着陸あるある」まとめ
「ドローンあるある」今までの経験で一番困ったのは岩場でした。離陸はできても着陸地点に都合よく平らな場所がないのはよくあることなので、急きょヘリポートの下に岩を並べて平らにして無事着陸できました。「備えあれば憂いなし」ということで、みなさんも備えてみてはいかがでしょうか。