岡田 秀一
最新記事 by 岡田 秀一 (全て見る)
- 目玉は機能がてんこ盛りのMavic Air2が発表!今までのドローンと比べてどうなった!?解説速報! - 2020-04-28
- 【桜ドローンプロジェクト】日本全国の桜をドローンで世界に届ける!アテンドしたので広島編レポート! - 2020-04-26
- Stay Homeで整理整頓!ドローンの機材を効率よくまとめるバッグを購入レポート - 2020-04-24
実は使いこなすのに忘れがち。便利な設定アレコレ。
Contents
Mavic Proは小さな機体の中に優れた機能が詰まっていて、はじめての空撮ドローンにどれがおすすめ?と尋ねられたらまずMavic Proをおすすめしています。工場出荷の状態でもかなり素敵な空撮ができますが、実はMavic Proにはカメラ設定とジンバル設定がカスタマイズできる機能がたくさんあります。ドローン初心者でも使い勝手の向上に一役買ってくれる機能の中から実際に試して使っているものをご紹介します。
ドローンのプロポ(操縦機)にショートカットを割り当てる
空撮をする際に操作するものが二つあります。一つはドローン本体を撮影に適した状態に飛行させる操作、もう一つはカメラとジンバルをイメージ通りに操作させる撮影自体に関わる操作です。
飛行の操作はセンサー類のおかげで随分と簡単で安定しています。カメラもジンバルの性能が上がり安定した画像を撮影できます。しかし、これを一人で同時に操作するにはちょっとコツが必要です。コツを掴むまでには練習が必要になりますが、カメラ機能のショートカット(ワンタッチ化)で簡略化や負担を減らすことができます。
おすすめのショートカット!一つは中央へのピント合わせ。二つめはカメラの水平垂直移動。
設定はとっても簡単!
DJIGoアプリから>MCパラメーター設定>送信機設定の順番にタップすると上のような画面になります。
「C1」と「C2」のボタン(送信機の裏面にボタンがあります)に任意の機能を割り当てて使用します。ちなみに色々試した結果私はC1には中央へピント合わせる機能。C2にはジンバルの前方と真下へワンタッチで切り替える機能を割り当てています。これだけでもカメラワークの負担が減り飛行操作に集中できるのでおすすめの機能です。
上を向いて飛ぼう!ドローンのジンバルを30度上げて撮れる風景
ほとんどのカメラ付きドローンは機体の下側前方にカメラ本体が搭載されています。必然的に見下ろす状態、または水平で撮影されることがほとんどです。そもそもドローンが上を向いて撮影ってあんまり得意ではありません。
ところがMavic proやPantom3以降の機体はジンバルの設定からチルトアップさせることでカメラを上方に向けることができます。
設定方法はとても簡単。
DJIGoアプリから>MCパラメーター設定>ジンバルパラメーター設定>詳細設定>設定画面の中から「ジンバルピッチを30°上げる」をONにする。これだけ。
この設定だけで最大で30度までカメラをチルトアップ(上向きに)することができてしまします。ただし、phantomではプロペラがわずかに映り込んでしまうという事も他の記事で報告があったのでPhantomユーザーの方はご注意を。