岡田 秀一
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MavicでFPVは今のところDJI Goggles一択。でもお高いんでしょ?
Contents
MavicはDJIGogglesを使うことでFPV(人称視点)に対応しています。しかし、ゴーグルを装着した状態だと常に目視外での飛行になること、あと結構なお値段ということで私は購入にはいたっていません。
そこで、注目していたのがVufineという機器。ドローンを扱うネットショップでも販売しているのを見かけたことがあり、今回はこれを使ってMavicのFPV?を人柱してみます。
いきなり結論。FPVとは言えないけどモニタリングには便利
結論から言えば、FPVとは言いがたいです。残念。
しかし、DJIGoのアプリ画面を見るために飛行中に機体から目を離すということが怖い場面では、常に目の前でモニタリングできる状況は結構ありがたいと感じました。
使用した際に見える様子は上の写真のような見え方になります(※写真は加工したもので見え方には個人差があると思われます)機体を確認しつつ視界にはDJIGoの画面が入っているという感覚です。
これはこれで視線を大きく動かすこともなく、目視外にもならない。まさにイイトコ取りなアイテムですね。
Vufineってどんなガジェットなの?
そもそもVufineとはHDMIから出力した画像を目の前の小型モニターに映し出すウェアラブルディスプレイです。
形状から分かるようにメガネやヘッドセットに装着する機器ですので、モニターを見るというよりは覗き込んで見るスタイルになります。必然的に片目でモニターを確認するのですが、ドラゴンボールの戦闘力を計測する「スカウター」のようなイメージがやや近いです。
HDMI出力が無い場合はさらにこの中華なガジェットを使う。
Mavicの送信機にはHDMIの出力が付いていません。そこでAndroidのタブレットのHDMI出力からVufineの入力に繋げることになります。
しかし、最近ではマイクロHDMIの端子のついた機器が減少しているのと、iphoneやipadには端子がそもそも無いのでケーブル以外の手段で接続する必要があります。
そこで今回導入したのがEZcastです。
この機器はスマホやタブレットの画面をそのまま外部モニターに出力するためのものです。
EZcastを使うメリットとしてはWi-Fiで接続できることです。これでHDMIの出力が無い機器でもVufineに接続ができるようになります。また、Vufineに使わなくても外部モニターに出力して他の方とDJIGoの画面を一緒に見ながら飛行させる。なんて使い方もできそうです。
デメリットは電源をUSB端子から供給するようになっているので、スマホを充電するポータブルの電源ユニットが必要になって荷物がさらに増えること。あとは画像に若干のタイムラグがありますので注意が必要です。
実際に接続してMavicをなんちゃってFPVまとめ
MavicにEZcastとVufineを使うことでFPVっぽいものをなんとか安くできるかな?と購入してみましたが残念ながらFPVとは言えませんでした。
しかし、空撮の際に機体から目を離すことなくモニタリングできるという活用法は思わぬ副産物で空撮には役立ちそう。これからVufine使い倒してみたいと思います。
それでは素敵な空撮ライフを!