ドローンでサンセットヨガを空撮したよ。「被写体が近い時」と「夕日の撮影」に使える空撮テクニックはノーズインサークル

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岡田 秀一

岡田 秀一

ツリーイングインストラクター。自然体験を通じ子供達が経験や体験・笑顔創造の場所作り。瀬戸内空中散歩でドローンのアウトドア活用・地域活性に取り組んでいます。

「夕日」と「近い被写体」という2つの課題

瀬戸内海のほぼ真ん中に位置する広島県福山市の「シーパーク大浜」でサンセットヨガのプロモーション撮影に行ってきました。

とても夕日の綺麗な海岸で、夏はビーチレジャーでにぎわう素敵なスポットです。ここで夕日に包まれたヨガのイメージをドローンだけ(今回はドローン以外の動画撮影機材無し)で伝えたいという意向のもと「薄暗い夕日」と「近い(動かない)被写体」という2つの課題に取り組むことになりました。

シーパーク大浜
https://seapark-ohama.net/

サンセットヨガプロデューサー モデル


水田 真依子
http://ameblo.jp/maikosebasu/

被写体をぐるっと一回り。ノーズインサークルで動きを出そう。

ドローンの空撮テクニックには様々な手法があります。中でもポピュラーで「これぞドローンならではの撮影!」と思える撮影テクニックの一つが「ノーズインサークル」と呼ばれる手法です。
ノーズインサークルとは、撮りたい被写体を中心にドローンがぐるりと円を描きながら飛行するテクニックのことを指します。この撮影方法を使うと中心の被写体とその外側で風景流れる速度に差が生まれます。被写体はほぼ左右に動かないけど周辺はスーッと動きを演出する。そんな効果を空撮に取り入れることができます。


いかがでしょう。どこかで一度は見たことのあるアングルではなかったでしょうか。あらためて動画を見るとイメージしやすいですね。ドローンの空撮動画ではよく見かけるノーズインサークル、最近のドローンにはインテリジェント機能に組み込まれているものもあり、ほぼ自動でアプリ等から撮影出来てしますます。
しかし、飛行させる場所によってはインテリジェント機能を使用できないケースもありますので、自分の操作で撮影ができるようになっておきたいですよね。

太陽は眩しかった…夕日の撮影設定は難しいマニュアル撮影?そんなの不要。

ドローンで一度は撮影に挑戦したいのは海に沈みゆく太陽。しかし、綺麗なわりにカメラ泣かせなのがこれまた夕日。というわけで色々な設定も必要なのですが、Mavic Proで撮影する際はホワイトバランスを「曇り」にしたあとでNDフィルターで減光することにしました。

ちなみに使っているフィルターはこちらのものです。安いものも過去に使ってみましたが、繊細なジンバルのセンサーに異常が出たり割れやすく使いものにならなかったので今ではコレを愛用しています。これで眩しさを抑えつつ夕日の鮮やかさも捉えることができます。

夕日と近い被写体撮影のポイントまとめ

そんなワケで出来上がった動画をコンパクトにまとめたのがこちら。

 

夕日の撮影はフィルターを使い減光させて太陽が海に沈んでいく様子もおりまぜつつ、サンセットヨガのイメージをお伝えできたかな?と思います。

今回の撮影では動きの少ないヨガを対象にしていましたので、機体を回転させることで中心にヨガの姿を捉え、後ろの景色を動かすノーズインサークルを使いました。被写体が近いだけラダー(旋回)の動きをかなりゆっくりと操作する必要もあります。

瀬戸内海のほぼ中心、沈みゆく夕日とマリンレジャーの楽しめるシーパーク大浜、ぜひ訪れてこの夏も楽しいスポットで素敵な思い出を作ってください。
では、素敵な空撮ライフをー!

 

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