瀬戸内飛ばしてみた。一度は撮りたい雲海に浮かぶ天空の城 備中松山城の許可申請と注意点

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岡田 秀一

岡田 秀一

ツリーイングインストラクター。自然体験を通じ子供達が経験や体験・笑顔創造の場所作り。瀬戸内空中散歩でドローンのアウトドア活用・地域活性に取り組んでいます。

岡山県西部、高梁市に現存天守が残る日本一高い山城として人気の備中松山城。今回は観光PRに使用動画素材として、雲海に浮かぶお城を狙って空撮業務をしてきました。

備中松山城:岡山県高梁市公式HP
http://www.city.takahashi.okayama.jp/soshiki/9/shiro4240131.html

ドローンで撮影してみたい自然現象「雲海」って何?

秋から冬にかけて気まぐれに発生する雲海、撮影には気象条件が整う必要があり運任せの側面もあります。

雲海(うんかい)とは航空機など高度の高い位置から見下ろしたとき、に例える表現。山で見られる雲海は、山間部などでの放射冷却によって層雲が広域に発生する自然現象による。

雲の海に山々がのように浮かんでいるように見えることから雲海と呼ばれる。

wikipediaより

備中松山城を空撮するには?許可の窓口と申請方法の解説

さて、実際にお城等をドローンで撮影する場合には許可を得る必要があります。ちなみに備中松山城は城跡が国の史跡、江戸時代に建造された天守や二重櫓などが重要文化財に指定されています。貴重な文化財を管理するところへの許可を必ず得ましょう。

備中松山城を管理しているのは高梁市教育委員会さんです。こちらにメールで問い合わせを入れ、ドローンを用いた撮影を行いたい旨を伝えます。

すると「どのような目的での撮影か?」を確認されます。当然ですね。そこで送られて来る書類が「撮影及び使用許可申請書」という書類。撮影の日時、撮影意図と撮影した動画の使用目的などを記入して申請をしますが、合わせて「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」の写しを求められました。

そしてメールでやり取りする最後に「当日職員も同行します」の文字が!さすがに許可を出す以上最後までお付き合いいただく感じで恐縮ですが、現地での撮影アドバイスも頂けるのでありがたい限り。

歓迎?迷惑?高梁市教育委員会職員さんに聞いてみた「ドローン空撮ズバリどう思います?」

今回お世話になったのが写真の方、高梁市教育委員会 文化財保護主事の三浦さんにせっかくなので聞いてみました。
「文化財でもあるお城をドローンで空撮するのってどう思いますか?」

三浦さん:「撮影の目的が明確で、安全に十分留意できればドローンでの空撮は素晴らしいと思います。ヘリコプターでは風で瓦に破損があってはいけないので近くを飛べない、雲海もプロペラの強い風の影響が出てしまう可能性はあります。雲海に浮かぶ備中松山城はドローンでなければ撮影できないかも知れませんね。」

なるほど。ドローンに関わる身としては嬉しい言葉です。
「許可に関しての注意点などありますか?」

三浦さん:「とは言え、なんでもかんでも撮影申請に許可を出しているわけではないのでお気をつけ下さい。貴重な文化財ですので、”趣味で撮影したい”という理由ではなかなかすぐにOKを出しにくいのが現状とご理解下さい。分からないことなどは遠慮なくお問い合わせください」

朝早くから安全確認の為に現地にまで赴いてくださる姿勢に脱帽です。

雲海に浮かぶ天空の城 備中松山城の許可申請と注意点まとめ

今回お世話になった高梁市教育委員会さんは問い合わせから当日の撮影までとても親切に対応してくださいました。貴重な文化財と雲海という気象現象を眺めることができて、備中松山城の魅力を再確認しました。

しかし、ドローンでの事故・事件は起こって欲しくないのが正直な気持ちですが、度々ニュースで見かけるようになってしまいました。だからこそ十分な安全への配慮とドローンへの理解を深めるためにも、手続きが必要な場所かな?と思ったら行政担当課に確認して許可申請をしてみましょう。

それでは素敵なドローンライフを!

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