何より安全イチバン。ドローン事故が起きた今だからこそ、思ったことを書いておく。

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岡田 秀一

岡田 秀一

ツリーイングインストラクター。自然体験を通じ子供達が経験や体験・笑顔創造の場所作り。瀬戸内空中散歩でドローンのアウトドア活用・地域活性に取り組んでいます。

タイトルが物々しいのですが見て見ぬふりもできないので「航空法改正後初の人身事故」について触れてみたいと思います。

Q:墜落したことあるの?私:もちろんありますよ。

メインで使っているMavic Proを墜落させたのをはじめ、トイドローンでは数知れず、二度と飛べなくなった機体も○機に登ります。
最近売れているだけあって、Mavicがyoutubeでも落下させたり海に落ちたりという動画が続々とあがっています。
私自身、墜落させたこともあるから心の折れ具合が痛いほどわかります。初めてのドローンがMavic。ウキウキで開封からフライトまでyoutubeにあげちゃうぞー!意気揚々から墜落に至る…という方も数多くいらっしゃることでしょう…心中お察しします。

しかし、墜落させた経験があるからこそ、なぜ墜落したのか?どうやったら回避できたのか?と次の経験値として積み重ねることもできます。おかげで今なら予め気を付けることや注意を払うポイントなど本当に勉強になりましたし、判断によっては「飛ばさない」と決断する必要があることも重々理解できました。

航空法改正後初の人身事故のこと

神奈川・藤沢のマンション建設現場でドローン墜落、初の人身事故

マンションの建設現場で小型無人機・ドローンが墜落し、作業員が大けがをしていたことがわかりました。ドローンの墜落による人身事故の報告は、国内では初めてです。
国土交通省によりますと、今月18日、神奈川県藤沢市で、上空からマンション建設現場の撮影をしていたドローンが高さ70メートルのところでクレーンに接触して墜落、下にいた30代の男性作業員に衝突しました。ドローンは重さ1キロほどでしたが、男性作業員は顔を数針縫う大けがをしました。

まず感想は、とうとう起こってしまったか…と、あと一つあるけど最後に。

今回のドローン事故、色んなニュースで報道されていたのでポイントだけまとめると、

  • ドローンを飛ばす許可は取っていた
  • 建築現場で工事関係者が現場を空撮
  • 操縦士は50時間超えのベテラン
  • 通信が途切れ、コントロールが利かなくなった
  • RTH(トラブルの際に自動帰還する機能)途中でクレーンに衝突

と、事前に防ぐ手は打っていますが一番の原因は通信の途切れによるコントロール不能。これはどんなに経験があっても起こり得る可能性があります。ドローンは無線で飛ばす以上何らかの電波を使ってコントロールします。鉄塔などからはもちろん、家庭からもwifiだって飛んでいます。それがまったく干渉しないとは言い切れない現実があります。

何でも空飛ぶものが墜落する可能性はゼロじゃない。

電池切れから電波干渉、鳥につつかれ突風に飛ばされる…ほか諸々。これらは私自身経験した墜落原因です。電池切れなんかは確認の甘さ、電波干渉も高圧電線近くを避ける、もしくは飛行経路に安全マージンを多く設けるなど、自身の甘さは猛烈に反省しました。さらに、経験していないだけで他にも事例はたくさんあるはず。また、どんなに注意を払っても人知の及ばない原因ってのもあります。

とは言え、技術が人間のミスをフォローしてくれていることも多々あります。RTHって凄い。

ドローンスクールや資格が出来てきた今日この頃、飛ばす方法や航空法だけを知っていればいいってワケにはいかないんじゃないかな。飛行許可申請だって「同一機種による延べ飛行時間10時間」のルールもありますが、飛行時間だけの指標でいいのかな?という疑問も出てきますよね。

ドローンの黎明期だからこそしっかり考えたい。

事故のニュースはドローンコミュニティのタイムラインで知りました。その時思ったのは「とうとう起こってしまったか…」と「やっぱりドローンによる事故は起こって欲しくない」でした。
だからこそ、ドローンを飛ばす方はきちんと飛行技術も磨く必要があります。どんなに自動飛行ができても、ドローンの安全運用については終わりが無いんだろうと思います。
ドローンの可能性と楽しさを安全とワンセットでこれからもお伝えしていきたいと思います。

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