タカサン
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みなさんこんにちは。タカサンです。
今日は木製DIYドローンの組み立てレポートをしてみたいと思います。
師匠から宅急便が届く
ある日、それは突然届いた。
なんだコレ。
差出人、ドローンの師匠オカダ先生からメールが来た。
「瀬戸内DroneWalkerで記事を書いてみない? そいつの組み立てレポート」
当時の私、ドローンの講習を数日前に終えたばかりの素人ですよ。飛ばすこともままならないのに組み立てろとか、ご無理を仰る。
まあでも師匠の考えは分かります。
こっちにこんな仕事を回してきた理由は、
私が重度のガンプラモデラーだからです・・。
(完全に余談ですがこのザクの製作レポートはこちら)
開封の儀
調べてみるとこの木製DIYドローンは、クラウドファンディングで資金調達して生産されたものらしいです。
makuake
https://www.makuake.com/project/wooden-diy-drone/
商品の概要
①自分で組み立てる木製DIYドローン4体セットらしい
②超軽量75g、高さ50mまで飛行可能らしい
③色を塗ったり、パーツを変えたりできるらしい
ということで、早速開封してみます。
おお。
素敵な木箱です。洗練されたオサレな雰囲気。期待感が高まります。
箱の中にはモーターやコントローラーらしき電子部品と、木製フレームが収められたスリーブが5枚ほど入っています。
スリーブの1つを開封。
材質はよく分からないけど、バルサ材を圧縮して強度を上げたような感じです。結構軽くて丈夫そう。このフレームを使って組み立ての解説をしたいと思います。
組み立てる
各パーツは形に沿って切り込みが入っていて、指で押すとポコンと簡単に外れます。
ちょっと癖になる感じ。楽しいです。
パーツの切り欠き部分を組み合わせていきます。
嵌め合わせは少しきつめですが、切り欠き同士をきちんと一番奥まで差し込んでください。そうしないと歪みが出てバランスに悪影響を及ぼしたり、飛行中に空中分解する可能性もあります・・・。
噛み合わせの深さを確認して・・
一番奥までグッと力を込めて入れます。
はい、本体の完成です。
トラスフレーム風な感じがカッコいいです。宇宙基地のような未来感。でも木製。
さて、続いて電子部品を取り付けます。
これはメインモジュール。電池やらモーターやら、全ての部品がこれに繋がります。
モーターとプロペラを取り付けて・・・
メインモジュールにモーターの配線を差し込みます。上下の向きを間違うと差せないようになっていますので、力任せに押し込まないようご注意ください。
これすごく小さくて、私はちょっと苦労しました。
全ての配線を完了。
メインモジュールの上部にはカメラモジュールが付きます。
バッテリーはメインモジュールの裏側に、強粘着性の両面テープで(!)固定します。
これで完成です!大体30分くらいかかりました。
続いてコントローラーです。
やっぱり木製(笑)
モジュールを乗っけて
挟み込んで完成。
スマホを固定するパーツは何と可動式。スマホのサイズに合わせて伸びたり縮んだりします。
木材ならではの摩擦力とか弾性とかを駆使した狂気の可動機構、ちょっと引きました(笑)
他のフレームも完成。全部で4種類ありますが電子パーツは1機分しかないので、別のフレームを使いたい時は換装しなければなりません。それぞれ機体特性も違うそうです。
せっかくなので塗装もしてみました。
一度分解して、木目を活かす染料を使って・・・
アンティーク風仕上げ。
50年くらい使い込まれたフレームですね(笑)
次は水性マーカーを使って、
レインボー。
いいですねーこの落ち着きのない感じ!
目がチラチラします(笑)
その後、飛行を試みるも
さあいよいよ飛行テスト!
なんですが、私にはまともに飛ばすことができませんでした。
ホバリング機能がないドローンに触ったことがなかったので・・・(笑)
製作してみての感想ですが・・・
ドローンってもっとシビアな工作精度が求められるものかと思っていたんですが、意外とそうでもないんだなと感じました。
40代くらいの方はご存知かと思いますが、「タミヤの工作シリーズ」ってあったでしょう。
モーターとバルサと金属部品で作るあれです。あの懐かしい感じを久しぶりに味わえて、とても楽しかったです。
飛行レポートは師匠、お願いします(笑)