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こんにちは。
理学療法士(リハビリ)の橋本康太です。
ドローンとリハビリ?
不思議に思われたかと思います。
実際にリハビリの現場で働く私でも最初は疑問に思ったくらいです。
では、何故そのようなことに取り組もうとしているのか。
それは、脳卒中の後遺症がある人からの言葉でした。
「ドローンをしていると運転が楽になったんです。」
ドローンを使って“楽しく、遊びながら” リハビリができたら
よくよく、話を聞くと
発症後、約2年からドローンを使い、症状が改善したこと
車の運転と同様の辛さがドローンでも得られたこと
これは、本当かもしれないと感じるようになりました。
現状の脳卒中のリハビリはどうしても、辛く、しんどい内容が多いのが現状です。
ドローンを用いることで “楽しく、遊びながら” リハビリを進める出来たらどれだけ魅力的でしょうか。
もしかすると、リハビリ期間中にドローンの “スキル” を習得することも可能になるかもしれません。
若くして脳卒中を患った人たちの、働く場所ということも課題になっています。この課題へもドローンを使うことでアプローチできるかもしれません。
脳卒中の後遺症と一口に言っても様々な症状があり、かなり複雑です。
それに加え、ドローン操作には指先の動き、ドローンを追う眼球の動き、ドローンの位置を予測するなど多様な課題が存在します。
後遺症のどの症状にどういった操作が適しているのか、検証をする必要があります。
大学と広島県ドローン協会に協力を要請しました!
徳森公彦先生に(広島国際大学)協力をお願いし、ドローンと脳機能の研究を進めていく予定になっています。
研究を通して、本当に効果のあるモノとして世に広めていきたいです。
今回、相談してくださった当事者の方はこれまで、たくさんのリハビリの人に相談をして来られていますが、どの人からも良い答えは得られなかったようです。
私は、このプロジェクトに一緒に取り組むこと自体が、思いを叶えるという意味でリハビリだと思っています。
リハビリ×ドローンが意味のある良いカタチで社会に広まるように尽力していきたいです。
「ユニバーサルドローンプロジェクト」始動!!!